カビ対策

カビ発生の条件
カビの発生には水分と栄養、それに適度な湿度と酸素が必要です。カビ対策の基本は通風、通気、換気、湿気排除です。


温度
カビの種類により違いがありますが、カビが生育するための最低温度は0℃、最適温度は25〜35℃、最高温度は45℃です。ということは人の生活温度は全てのカビの生活温度ということになります。高温になると菌糸自体が85%水分で構成されているために機能が破壊されます。60℃以上の高温では短時間に死にます。


湿度
カビの育成に対し、湿度は胞子・菌糸を含む水分環境、水分は育成に対しての水分補給を意味しています。発芽に必要な湿度は、カビの種類によっては異なりますが、相対湿度で75%以上といわれています。また、60%以下では、ほとんどのカビは繁殖しません。(2Fは湿度が低いためカビの発生少ない)


栄養源
カビは、栄養源を分解吸収して生活する。栄養源主なものは有機化合物です。カビは、わずかな栄養源があれば発生するので、ガラスやタイル、金属など、有機化合物を含まない材料でも、表面に塵芥、手垢、石鹸水などが付着しているとそれを栄養源として発生し成長します。


カビ対策
カビが異常発生する原因を取り除く対策については以下のような方法が挙げられます。
A発生の原因である表面結露を抑えるために、室内空気の相対的湿度が上昇しないようにする。
B晴れた日には窓を開けて風をいれる。室内換気をする。
C除湿機を使用する。
Dカビ発生したらカメノコタワシで畳の目に沿って軽くブラッシングしてして掃除機をかける
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