日本の風土と畳

畳は大和民族の生活の知恵が生み出した日本の風土に最も適した敷物です。気象の変化が激しい日本の自然環境の中で、夏は涼しく冬は暖かく室温を保ってくれます。年間平均湿度73%というわが国では畳が吸放湿の役割をもち、暮しやすい環境としてくれます。畳一枚に約500ccの水分を普通吸収することができ、乾燥してくれると放出してくれるのです。
これらの効用のほかに睡眠中の汗を吸取り、また、ベットと比較し背骨に与える好影響等、 健康上からも畳が見直されています。また畳表は植物繊維ですので、子供を育てるうえでは、い草が安全で安心して育児を育てることも見逃せません。
私たち日本人の先祖が生み出した畳は、いまも日本に住む人々に愛されつづけているばかりでなく、海外でも高く評価されています。
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