ダニ対策

ダニについて知ろう
ダニは地球上のどこにでも生息しています。毎日掃除しているお宅でも、ホコリ1g中に200匹のダニがいるといわれています。(一般的には数千匹)発見されているだけでも6万種以上のダニがいわれています。(犬 猫 小鳥 ねずみの死骸)日本住宅に常時いるダニの種類は50種類程度、その中で次の3種類が90%を占めています。
ダニが一番繁殖しやすい環境は、湿度70%、室温25度前後で特に湿度には敏感で、湿度を下げると増殖速度はかなり落ちるそうです。30匹のオス、メスのダニを一部屋(湿度75%、室温25度)に入れ10週間経過させると一万匹に増加するそうです。また別の例では、卵を持った1匹のダニをフトンに入れ、上記環境で三ヶ月経過させると3万匹程度に増殖するそうです。人に与える害は、チリダニの様に、フンや死骸がアレルゲンとなり、色々なアレルギー疾患を引き起こすものと、ツメダニの様に直接人を刺すものとに分けられます。ダニの種類によってはカビを主食としているダニ。ダニを主食としているダニがツメダニといわれています。ツメダニは人を刺します。刺されると赤くはれます。特に8月〜9月に注意してください。

ダニ対策
掃除の回数を増やし自然通気に心がけて下さい。畳や絨毯に限らず表面に付いたダニ、フン、死骸、ホコリ、フケ、アカ、食品カスなどを取るのに有効です。掃除機をかけるコツは、ゆっくりと移動させ(一畳あたり30〜50秒)、一度吸い込んだダニのフンを排気口からばら撒かないようにするために、集塵袋を目の細かいもの(ダニ用)にする。又は防虫シートあるいは除湿機を使用するか、エアコンをドライにして温度を下げてバルサンなどの薬品を使用して下さい。

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